題名:それは「 」であると。報告者:ダレナン 本物語は、この物語の続きです。 ふと晴美さんの香りがしたその夜(この物語)、久しぶりに僕は夢を見た。たぶん、晴美さんがそこにいたような、そんな夢だった。 でも、夢の中でも、以前のように、具体的に、そこに、晴美さんがいる(この物語)。そんな雰囲気は、夢の中ではもはやなかった。晴美さんや琉花への想いが、時間とともに失われているのかもしれない。どんなに愛おしくとも、時間は、すべてを洗い流していた。 寂しいようで、それが真実。 あの時から…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。